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はじめに
こんにちは!れぞね (@Rezone_UNITE)です。
今回は、S1で一瞬だけ世界ランキング2位になり、700戦勝率80%くらいで 1ヶ月間アローラキュウコンのキャラ別ランキング1位を死守していた僕がアローラキュウコンのアイテム/わざ構成と立ち回りをご紹介させていただきます。
キャラ難易度
キャラ難易度:3
難易度の理由
アローラキュウコンはブリンク等を使った華麗な動きができないため操作難易度は低めです。わざボタン、通常攻撃ボタンを押すだけで強い立ち回りが可能になります。
主に一定距離の移動が可能なスキルのことを指す。
わざについて
わざ(レベル1)
こなゆき
わざ(レベル3)
こごえるかぜ
わざ(レベル4)
マジカルシャイン
わざ(レベル6)
オーロラベール
ユナイトわざ(レベル9)
ユナイトわざ「サークルネージュ」
わざ採用の意図
Rわざ
マジカルシャイン採用理由
一瞬で相手の動きを止める効果がとても強いため採用しています。
ゆきなだれ不採用理由
今の環境はバトルアイテムとしてなんでもなおしを持っているポケモンが多いことや、行動妨害無効効果を持つわざやユナイトわざのあるプクリン、ルカリオ、カメックスが環境に蔓延っているためゆきなだれのほうが強いのではないかという意見もあると思うのですが、僕がランキング上位帯でマッチングするレート1600~2400くらいの人たちは99%マジカルシャインを使っているため、マジカルシャインを使うのが無難だと思います。
ZRわざ
オーロラベール採用理由
長射程から行動妨害付きでありながらそこそこ威力の高い強化攻撃を連続で撃つことができるのが強いです。またアローラキュウコンの弱点である耐久と機動力を補うことができるため攻守両方の面においてとても優秀です。
ふぶき不採用理由
ふぶきは相手を押し出す効果があるため相手から距離を取りたい際にそこそこ強いかもしれませんが、逃げている相手に使うと距離が離れるため扱いが難しいです。
また現状環境にいるカメックス、ルカリオ、ゼラオラなどがブリンクスキルとなんでもなおしを使用しながら近づいてきた場合にオーロラベールの耐久上昇効果がないと為す術もなく倒されてしまうため、ふぶきではなくオーロラベールのほうが環境に適しています。
僕がランキング上位帯でマッチングするレート1600~2400くらいの人たちは99%オーロラベールを使っているため、オーロラベールを使うのが無難だと思います。
もちものについて
もちもの構成(パターン1)
ちからのハチマキ, おたすけバリア, ゴールサポーター
もちもの構成(パターン2)
ちからのハチマキ, おたすけバリア, きあいのハチマキ
もちもの構成(パターン3)
ちからのハチマキ, おたすけバリア, ものしりメガネ
もちもの採用の意図
ちからのハチマキとおたすけバリアは採用確定です。
ちからのハチマキ採用理由
アローラキュウコンのメイン火力はオーロラベール上での通常攻撃です。そのため、通常攻撃のダメージと攻撃速度が上昇するちからのハチマキと相性抜群です。
おたすけバリア採用理由
アローラキュウコンは耐久、機動力がともにとても低いため、現環境でよく採用されているルカリオ、ゼラオラ、カメックスのように機動力が高い上に高火力を出せるポケモンに張り付かれ一瞬で倒される場面が多いです。そのため、集団戦中におたすけバリアのシールドとユナイトわざ後の移動速度上昇効果を利用しなければ生き残れない場合が多いため必須の持ち物になっています。
現状ほとんどの人がもちものにおたすけバリアを採用しているため、お互いのチームが同じくらいの育ち具合の場合、集団戦の勝敗が5人中何人が適切なタイミングでおたすけバリアを張れるかという勝負になっています。そのため、アローラキュウコン以外のポケモンを使う際もおたすけバリアは持ったほうが良いでしょう。
自由枠
上記の2つは確定枠ですが、もう1つは自由枠となっています。ゴールをより多く入れたいのならゴールサポーター、耐久力を増やしたいのならきあいのハチマキなど自分のやりたい動きに合わせて選択しましょう。
僕はポケモンユナイト実装当時に得た情報を鵜吞みにしてものしりメガネとかいがらのすずに全力でもちものきょうかキットをつぎ込んでしまいました。
そのため現状もちものきょうかキットが不足しており、今でもものしりメガネを使っています。
ものしりメガネを使っていることを知り合いの上位ランカーさんたちに言うと、そのもちものはぜんぜん火力が変わらないから持っていても無駄だよと鼻で笑われます。これを見ている皆さんは騙されませんように。
バトルアイテム
なんでもなおし
だっしゅつボタン
バトルアイテム採用の意図
アローラキュウコンは体が弱く移動系のわざを持っていないため一度でも捕まるとすぐ瀕死になります。そのため集団戦中などで絶対に捕まらないようにするために相手の行動妨害を解除できるなんでもなおしを持つのが無難です。
それなら脱出ボタンでも良いのではないかという意見もあるとは思いますが、現状(9/17時点)だと脱出ボタンのCT(クールタイム)は70秒なのに対してなんでもなおしのCT(クールタイム)は40秒であるため、より多く使えるなんでもなおしのほうが良さそうです。
またアローラキュウコンは集団戦中の立ち位置が味方の中で一番後ろになることが多いです。そのため脱出ボタンを使ってより後ろに逃げてしまった場合、味方との立ち位置が離れすぎてしまい誰もカバーをしに来れなくなってしまうため、なんでもなおしのほうがいいと思います。
ですが、現在これを書いている僕よりレートの高いアローラキュウコンを使っている人が脱出ボタンを使っているためどっちでもいいのかもしれません。
わざやもちものを使った後、再び使えるようになるまでの時間を指す。
立ち回りについて
序盤
試合開始から最初のカジリガメまで
下レーンの場合
- 自陣ゴール手前にいるエイパムを4体倒す
- レーン中央にいるタブンネを相手と取り合う
- 体力有利を取れていれば相手側のタブンネを取りに行く 体力が少なければ自陣側のタブンネ2体を倒す
- 9分に湧くヘイガニを倒す
- 8分50秒に湧くミツハニーとビークインを倒す
- タブンネとヘイガ二は倒した1分後に再度出現するので倒した時間と順番を覚えておいてその順番通りに再度倒しに行く
- 7分20秒に湧くミツハニーとビークインを倒す この後カジリガメ周りで必ず集団戦が起きるため体力が減りすぎないよう意識する
- カジリガメを取ったり取られたりする
上レーンの場合
出現する野生ポケモンが違うだけで基本的に①~⑥まではやることは同じです。
カジリガメを取るための前準備として7分20秒に湧くミツハニー、ビークインの小競り合いには参加したいので7分40秒までにリコールボタンを押して下レーンに向かいましょう。
②~⑦の時に相手のポケモンを倒して人数差ができた場合、下レーンにいる味方全員の体力に余裕があればゴールを決めに行きましょう。
7分以前に下ゴールを壊すことができるととても楽にカジリガメを取ることができます。
ゲーム開始時にいる味方サイドの拠点に戻ること。
序盤戦でのラストヒットの取り方
基本的には通常攻撃とこなゆき、ゆきふらしで体力を減らしこごえるかぜでとどめを狙います。こなゆきよりこごえるかぜのほうがダメージを出せるためラストヒットはこごえるかぜで狙いましょう。
対面のポケモンがルカリオの場合
コメットパンチでんこうせっかのコンボをされるとノックバックで身動きが取れない間にラストヒットを取られてしまうため、ルカリオがコメットパンチをしそうなタイミングでなんでもなおしを使いノックバックを無効化しましょう。
対面がプクリンの場合
意図しないタイミングでこなゆきや特性のゆきふらしによるダメージ、強化攻撃などがプクリンに当たってしまいメロメロ状態になりかねないため、ラストヒットを狙うタイミングはプクリンの位置に注意しましょう。どうしようもない場合はなんでもなおしを使います。
対面がカビゴンの場合
強化攻撃からのたいあたりのバースト力が高いためロコンではカビゴン相手にラストヒットを取ることはほぼほぼ不可能です。
カビゴンが強化攻撃を打つ直前にタイミングよくこおらせることができればラストヒットを狙えるのですが、こおりスタックの調整が難しいので諦めてください。
アローラキュウコンは序盤戦がかなり強いので、野生ポケモンにとどめを刺す。相手ポケモンを倒す。余裕があればゴールを決める。なんでもいいのでとにかく対面のポケモンより育つために何をしたらいいのか考えながら動きましょう。
ゆきを降らせて相手のポケモンにダメージを与え、移動速度を少しのあいだ下げる。
オーロラベール以外のわざ、または強化攻撃を同じ相手に何度か当てれば、相手をこおり状態にできる。
主に中立の野生ポケモンを取り合う際の最後の一撃を指します。
積み上げるという意味から転じて、アイテムやスキルの効果で累積可能なものを指す。
中盤
最初のカジリガメ後から残り時間2分まで
最初のカジリガメ後の動きは大きく分けて3つあります
- ロトムの取り合いに参加するために上レーンへ行く場合
- 下レーンに残りゴールの防衛をしつつ下半分の野生(自陣中央のバフ以外)を狩り余裕があればゴールを決めに行く場合
- カジリガメを取られ明らかに差が大きくロトムにも近づけない場合
①の場合
カジリガメ後すぐ上に向かいながら中央にいるヘイガニや上レーンにいる野生ポケモンを倒して敵との経験値差をつけましょう。
なんやかんやあった後にロトムを取れた場合は、初めのゴールを壊し野生ポケモンを倒して経験値を貯めます。アローラキュウコンは耐久力機動力ともに性能が低いため相手側の中央エリアに入って野生ポケモンを盗む動きは味方に任せておとなしく半分から左側の野生ポケモンを狩り2回目のカジリガメに備えましょう。
ロトムを相手チームに取られた場合はおとなしく自陣のゴール上でロトムを倒します。
相手チームのほうが育っており一つ目のゴールを防衛できそうにない時はおとなしく明け渡して2個目のゴール防衛とゴールを壊されたときに出現するタブンネを倒して経験値をため2回目のカジリガメに備えます。
②の場合
味方、敵、中央下半分に湧くすべてのヘイガニ、タブンネと5分50秒のミツハニー、ビークインを狩り尽くして相手ポケモンとの経験値差をつけます。
下レーンに残ってる際余裕があればゴールを決めに行き相手に圧力をかけます。
敵や味方が野生ポケモンを倒した順番を覚えておき、再出現するまでの時間を意識して効率よく動くことを意識しましょう。
②の動きを選択した場合はマップをよく見てロトム周りに何人敵がいるか把握することがとても重要です。上に5人見えたらすぐ上に寄るか下にゴールを決めにいき上レーンでできた人数差で相手に有利を築かれないように意識してください。
①、②どっちの行動を選択するのかは味方と敵の構成や人数配分、チームのやりたい作戦によって変わるので状況によって選びましょう。
どちらの動きにも共通していることとして2回目のカジリガメまでに味方5人がユナイト技を覚えられるように経験値の調整をすることが大事です。
2回目カジリガメ周りでの集団戦時にユナイト技の数が大きく勝敗を左右するため余裕があれば味方に野生ポケモンのラストヒットを譲りましょう。
③の場合
無理にロトムに近づいても倒されてより経験値を稼がれてしまうためロトムはおとなしく明け渡しましょう。
レベル差をつけられていて相手と戦えないため、おとなしく自陣側の野生ポケモンを狩りつつこれ以上相手に差をつけられないようにします。相手が自陣側の中央に入ってくることが多いため味方の中央担当がバフを狩れるよう助けたりゴールを割られないように防衛したりして2回目のカジリガメで戦えるように力を蓄えましょう。明らかに差がつきすぎていてカジリガメも明け渡す場合は相手がいない上レーンのゴールを壊したりして少しでも差を縮める努力をします。
2回目カジリガメ後も大体上記の内容と同じなので省略します。
能力値を一定時間上昇させる効果のことをバフという。 また、ラストヒットをしたキャラにバフ効果を付与する中立のこともバフという。
終盤
残り時間2分から
アローラキュウコンにとって一番難しい時間帯です。
単発火力を出せないためサンダーの取り合いには貢献できない。
足が遅く耐久もないためゴールを決めに行くことができない。
自陣のゴールを防衛しようとしても火力が足らずゴールサポーターのシールドを割ることができない。
集団戦で前に出過ぎるとルカリオ、ゼラオラ、こうそくスピン中のカメックスに張り付かれ何もできずに一瞬で体力を持っていかれてしまう。かといって後ろに下がりすぎるとチーム単位での火力に差ができてしまい集団戦に負けてしまう。
これらの理由により試合終盤に活躍できる場面はあまり多くありません。そのため、ここに至るまでに有利を築いておくことが重要です。
この時間帯のアローラキュウコンに求められていることは、集団戦で最後まで死なずに行動妨害をばらまきまくり相手に嫌がらせをすること。適切なタイミングでユナイト技を使いAOEダメージを出すと同時におたすけバリアのシールドで自分と味方の命を繋ぐことです。
基本的にこの時間帯に試合の戦況を変えるような動きは出来ないため、味方がどうにかしてくれることを祈りましょう。
「Area Of Effect」の略。範囲攻撃でダメージを与えることを指す。
その他
集団戦の立ち位置について
基本的なこと
長い射程を活かして遠くから敵に攻撃することを意識します。そのため基本的に無理に前へ出る必要はありません
一番後衛にオーロラベールを張り敵の前衛に対して通常攻撃を連打するだけです。そして敵がこちらの後衛に攻めてこようとしたタイミングでマジカルシャインを当て動きを止めて時間を稼ぎ、相手と距離を取って安全な位置からひたすら通常攻撃を連打します。
カジリガメ、ロトム周り
草むらの中に陣取ります。その場にオーロラベールを張り近づいてきた相手に通常攻撃を連打しましょう。
自分たちが有利な位置を取っていてカジリガメを取り切りたい場合は、マジカルシャインを温存しておきスティールを狙いに来た相手の動きを止めるために使いましょう。
アローラキュウコンは単発火力が低いためラストヒットを狙う際は天に祈りましょう。
サンダー周り
味方との距離感を意識しましょう。
耐久力が低いため味方との位置が近すぎるとAOEに巻き込まれ死にます
味方との位置が離れすぎていると機動力の高いルカリオやゼラオラに一瞬で倒されます。
適切な距離からひたすらAボタンを連打し、倒れそうになったらユナイトわざを使って生き延びまた通常攻撃を連打します。
アローラキュウコンは通常攻撃の射程が長いため、サンダーラッシュになった際に通常攻撃が野生ポケモンのシザリガーのほうに飛んでいってしまいイライラした経験がある方も多いと思います。そのためサンダー周りのシザリガーは暇なときに必ず倒しておきましょう。
ユナイトわざの使い方
理想的なユナイトわざの使い方は相手全員がユナイトわざを使い、おたすけバリアのシールド効果が切れたタイミングです。アローラキュウコンのユナイトわざはダメージがあまり出ないため相手のシールドが残っている際に使ってもシールドを割ることができません。また、こちらが先にユナイトわざを使ってしまうとこちらのおたすけバリアが切れたタイミングに高火力を叩き込まれてやられてしまいます。
また、ダメージを出すために使うことも大切ですが、味方や自分におたすけバリアを張るために使うことも大切です。基本的に味方のワタシラガやプクリンは今の環境で最強ポケモンのカメックスを介護しています。そのため相手のルカリオやゼラオラがこちらに来た際は誰も守ってくれず、一気にHPを削られることが多いはずです。その際に自分を守ってくれるのはおたすけバリアだけなので、自分の命を繋ぐために使いましょう。
ユナイトわざ使用後は移動速度と通常攻撃速度が上昇しているため、安全な立ち位置に全力で移動しオーロラベールを張りAボタンを連打しながら集団戦で勝てるようお祈りしましょう。
その他豆知識
・自分一人でミツハニー、ビークインを狩る際、ビークインに体が重なるくらい近付いて強化攻撃を打つと一斉にダメージが入るため狩る時間を短縮できる。
・強化通常攻撃は着弾地点より奥までダメージ判定があるため、敵と睨み合っているけれどお互い攻撃範囲には入らないような距離感の際や草むらの中に敵が入ったのが見えたけど画面内には敵が映っていない際などに、通常攻撃を空打ちしたりオーロラベールを張って強化攻撃の空打ちをすることで一方的に超遠距離からハラスをすることができます。
ハラスメントの意味。相手のポケモンが自由に動けないように攻撃をして妨害することを指す。
おまけ
こおり状態の敵にユナイトわざを当てると威力が上昇しますが、これを集団戦中に適切なタイミングで使えるプレイヤーはいまのところこの世に存在しないため意識する必要はありません。
集団戦中に立ち回りを完璧にしつつパッシブのこおりスタックの管理ができて尚且つユナイトわざを複数人に当てさらにおたすけバリアのタイミングも完璧に行える自信があるという人がもしいるのだとすれば、こんな記事を見てないでプロゲーマーになってください。そして立ち回り解説記事を書いてほしいです。
さいごに
アタッカーなのにディフェンスのカメックスよりダメージが出ない
アタッカーなので当然カメックスより耐久力が低い
一番の特徴である行動妨害もカメックスのユナイトわざのほうが拘束時間が長い
体の大きいカメックスと比べてアローラキュウコンはスマートなのに移動速度はカメックスのほうが早い
見た目以外でカメックスに勝っているところが一つもないため、レートを上げたいのであれば諦めてカメックスを使うことをオススメします。
寄稿者について
れぞね
ポケモンユナイトの垢たぶん最高世界2位。 大昔世界1のアローラキュウコンだったらしい. 声を失いました。